イーサリアム(ETH)とは?今後も繁栄し続けると思う理由を解説!
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ビットコインについで仮想通貨の時価総額ランキングで2位に君臨するイーサリアム。
私の仮想通貨ポートフォリオでもイーサリアムが7割ほどを占めており、今後も繁栄していくと考えています。
本記事は、イーサリアム(ETH)とは何なのか、今後も上がり続けると思う理由を解説していきたいと思います!
- イーサリアム(ETH)とは
- イーサリアム(ETH)のスマートコントラクトとは
- イーサリアムスマートコントラクト具体例
- イーサリアム(ETH)はプラットフォーム
- イーサリアム(ETH)が今後も繁栄すると思う理由
- イーサリアム(ETH)が買える取引所
- イーサリアム(ETH)まとめ
イーサリアム(ETH)とは
- 通貨単位・・・イーサー(ETH)
- コンセンサスアルゴリズム・・・プルーフ・オブ・ステーク移行予定
- 発行数量・・・決まっていない
イーサリアムのブロックチェーン上での通貨単位をイーサー(ETH)と言います。
コンセンサス・アルゴリズムは、プルーフ・オブ・ワークで今後プルーフ・オブ・ステークに移行予定です。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とプルーフ・オブ・ワーク(PoW)とは?
イーサリアム(ETH)のスマートコントラクトとは
イーサリアムの特徴として一番大きなものに「スマートコントラクト」が挙げられます。日本語にすると「賢い契約」です。
簡単に説明すると、ビットコインとは違いブロックチェーン上に契約そのものを記載することができそれを自動で執行することができます。
また、ブロックチェーン上に記載しているため契約の改ざんができません。
このスマートコントラクトによりイーサリアムを企業で導入することが期待されています。
イーサリアムスマートコントラクト具体例
賃貸物件の契約
よく具体例として挙げられる賃貸の契約です。
まずAさんは、そのマンションの一室を2年間借りるという契約を、電子署名し、偽造できないかたちで、ブロックチェーンに書き込むことができます。その契約は、特別な認証機関なしに、ネットワーク参加者の全員がで管理することができるので、不動産との契約が必要なくなります。そして、その契約が正しいか、正しくないかは、ネットワーク参加者で明らかにできます。
そして、すべての契約はスクリプト化されているので、期日がきたらコンピュータが自動的に契約を執行するようにできます。契約期間が満期を迎えたら、自動的にAさんの賃借権はなくなります。
このようにイーサリアムが実際に導入されると、賃貸や不動産仲介業者が 必要なくなる可能性があります。あらゆる契約に関してイーサリアムを活用するとより正確で確実な契約の執行が行うことができます。
IoTにも活用
IoTにも活用が注目されています。IoTとは、モノのインターネットのことですべてのものがインターネットに繋がっていくことです。
様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである
現在IBMとサムスンによるイーサリアムをIoTに活用する実験が進んでいます。
サムスンの洗濯機の洗剤の残量が減り少なくなると、洗剤の会社に自動で通知し決済を自動で行い、洗濯機の所有者に契約が執行されたと通知すると言うような実験が行われています。
私たちの知らない間に生活の中に組み込まれている可能性は往々にしてありますね。
トヨタもイーサリアムを活用
出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/mag/15/00160/00001/
IoTの一つでありますがトヨタも、自動運転が当たり前になる時に備えてイーサリアムの活用に乗り出しています。
TRI社の狙いは、来るべき自動運転車の時代に備えて、プラットフォーマーの台頭を抑え込むことだろう。自動運転車が当たり前になれば、トヨタの主要な事業はクルマの販売から、移動サービスの提供や顧客データの収集に広がる可能性がある。その時が来てから、第三者に主導権を握られた状況を嘆いても遅い。
イーサリアム(ETH)はプラットフォーム
プラットフォームってどう言うこと?って思うかもしれませんがイーサリアムのブロックチェーン上に他のプログラムを記述し新しいアプリケーションの開発を行うことができます。
簡単に言うとイーサリアムのブロックチェーンは仮想通貨を作り出すテンプレートのようなもので、1からブロックチェーンを作り出すよりも簡単に仮想通貨を作り出すことができます。
イーサリアムのプラットフォームを使って作られた仮想通貨は、Golem、Auger、Aragon、Lunyrなどがあります。
Augerは、ギャンブルなどの予測市場に使用される仮想通貨でコインチェックでの取り扱いがされています。
また、イーサリアムのプラットフォームを使ったICOが2017年活発に起こっておりイーサリアムのブランドに相乗りしているとして問題になりました。
このイーサリアムプラットフォームを使用した仮想通貨の面白いのが、基本的に市場価値が相関関係にありイーサリアムが上昇するとイーサリアムプラットフォームを使用した通貨は上昇しやすいようです。
イーサリアム(ETH)が今後も繁栄すると思う理由
仮想通貨は、今はバブルと言われていますがまだまだこんなもんじゃないと思っています。しかし、仮想通貨
EEA(イーサリアムアライアンス)の存在
EEA(イーサリアムアライアンス)の存在が大きいです。
この組織は、イーサリアムを企業で利用可能にするよう進めていく組織であり、マイクロソフトが代表として開発や情報交換を進めています。
マイクロソフト以外にも、トヨタ、サムスン、JPモルガンなどの名だたる企業が参加しています。
2017年2月終わりEEA(イーサリアムアライアンス)の発表以来価値が5倍に高騰したのは記憶に新しいです。
決済手段としてのイーサリアム(ETH)
決済手段として、ビットコインが一強でしたがここ最近は、イーサリアム(ETH)による支払いが促進されています。
2017年5月にイーサリアム(ETH)の店舗決済サービスを開始するとして仮想通貨取引所のビットポイントが発表しました。
BITPointが仮想通貨「イーサリアム」での店舗決済サービスを8月に開始 -ビットコインに次ぐメジャー仮想通貨「イーサリアム」での決済が可能へ- Remixpoint
また、最近のICOではイーサリアム(ETH)による投資が活発に行われています。
アップデートによる改善
イーサリアム(ETH)は、これから2度のアップデートが行われ機能改善が予定されています。現在は、ホームステッド(HOMESTEAD)という状態で、今後メトロポリス(METROPOLIS)になり、最終形態であるセレニティ(SERENITY)となります。
イーサリアムを開発したVitalik Buterin氏は最近下記の発言をしました。
in rounded out his comments by mentioning that Metropolis, Ethereum’s next evolution, is currently undergoing a testing phase and should be ready in “a couple of months.”
出典:https://www.ethnews.com/vitalik-buterin-addresses-questions-from-the-ecosystem
訳すると、「メトロポリスへのアップデートは現在テスト段階で、今後2、3ヶ月で準備ができるだろう 」と述べています。
2017年10~11月頃にメトロポリスにアップデートされるという見込みですね。
Plasma(プラズマ)とRaidenNetwork(ライデンネットワーク)
この二つは、イーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題(送金遅延など)を解決するフレームワークになっています。
まず、ライデンネットワークについて公式HPより参照します。
スケーラブル:参加者の数に比例して(1秒あたり1,000,000回以上の転送が可能)
速い:転送が確認され、1秒未満で終了する
Confidential:グローバル共有元帳に単一転送が表示されない
相互運用性:Ethereumの標準化されたトークンAPI
低料金:取引手数料は、ブロックチェーンよりも7桁低い可能性がありますマイクロ決済:トランザクションの手数料が安いので、小さな値を効率的に転送できます
このライデンネットワークにより、毎秒1万回以上の送金が可能となります。
ただ、少しきになるところですがこのライデンネットワークは何度か延期になっています。
続いてPlasma(プラズマ)についてです。このPlasma(プラズマ)は、イーサリアムのスケーラビリティ問題に対して2017年8月11日に提案されたフレームワークです。
簡単に説明すると、イーサリアムのメインのブロックチェーンだけだけでなく、ライトニングネットワークと同じようにブロックチェーンを階層分けして、メインのブロックチェーンを連動させることによってスケーラビリティを解消させるという案です。
上記のフレームワークが実装されたらイーサリアム(ETH)今後の価値向上が期待できますね。
イーサリアム(ETH)が買える取引所
イーサリアム(ETH)が買える取引所として、コインチェックとビットフライヤーがあります。どちらもセキュリティが高く盗難補償がある取引所です。
コインチェックに関しては、登録の流れを下記で解説してます。
イーサリアム(ETH)まとめ
マイクロソフトを筆頭に有名な大企業が支援するイーサリアムは今後も価値向上が見込めます。仮想通貨市場全体としても今後も底上げされると思いますので、普及するまで枚数を増やせるよう勉強していきましょう!