Zcash(ZEC)とは?匿名系仮想通貨がなぜ人気なのか
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仮想通貨Zcash(ZEC ジーキャッシュ)は、モネロ、ダッシュと同様高い匿名性をもつ仮想通貨です。
特に、このZcash(ZEC ジーキャッシュ)はICO時点で第2のビットコインとして将来性を期待されていました。
仮想通貨Zcash(ZEC)とは
Zcash(ZEC ジーキャッシュ)は非常に匿名性の高い仮想通貨です。
一般的にビットコインは、匿名性が高いとよくニュースにされていますが、匿名性はなく、全世界にどこにどれくらいビットコインを送金したのかなどが公開されています。
Zcash(ZEC ジーキャッシュ)はゼロ知識証明という技術が使用されその匿名性が保たれています。
ゼロ知識証明の活用により、誰がどれくらい送ったかを第三者に公開しなくともその取引が正しいであるということを証明することができます。
これにより、誰が、誰に、どのくらい仮想通貨を送金したのかを知られることなく送金することができます。
また、トランザクションを公開しての送金も可能です。
Zcash(ZEC)はビットコインに似ている
第二のビットコインと言われる理由として、似ている点があるということが挙げられます。
- 発行数量が2100万枚で同じ
- 半減期が4年に1回
- トランザクションの合意の方法が同じ
上記においてZcash(ZEC ジーキャッシュ)はビットコインと共通点を持っています。
3のトランザクションの合意方法に、プルーフオブワークというブロックチェーンの承認方法が用いられています。
以上に加え、ビットコインにない匿名性をもたせたZcash(ZEC ジーキャッシュ)はビットコインを進化させた第二のビットコインと言われています。
Zcash(ZEC)は犯罪に使われる?
高い匿名性持っていることから、Zcash(ZEC ジーキャッシュ)は犯罪に使われるのではないかと懸念されています。
実際に、ダークマーケットで有名なアルファベイにて2017年7月1日より使用される予定となっています。
ビットコインの場合、犯罪やマネーロンダリングに使用されたとしてもブロックチェーン上に公開されているため、現金化する際にどこの誰か身元が分かってしまいます
Zcash(ZEC ジーキャッシュ)はその点匿名性が高い通貨であることから犯罪やマネーロンダリングに使われることが懸念されます。
実際に、仮想通貨で得た資金の税金の徴収を匿名性が高い仮想通貨の存在によりどのように徴収するか国側は頭を悩ませているようです。
Zcash(ZEC)の将来性
将来性としては、仮想通貨に匿名性は必要だと考えています。その点においては、匿名性を持つZcash(ZEC ジーキャッシュ)は、将来性があると考えます。特に、金融関係の分野での取引には匿名性は欠かせません。
しかし、犯罪やマネーロンダリングで使われることを考えたら国からの規制が入ることも考えられるので正直のところモネロやダッシュ同様、短期でのトレードでは高騰はするかと思います。
しかし、長期で持つには少しがギャンブル性が高いのかなと個人的には思っています。
ただ、Zcash(ZEC ジーキャッシュ)に関してはJPモルガンが先日の2017年5月に行われたカンファレンスでZcash(ZEC ジーキャッシュ)の技術は先進的で素晴らしいとして、独自のブロックチェーン「Quorum」にて採用すると発表を行い、一瞬で価値が3倍になったことも記憶に新しいです。
Zcash(ZEC ジーキャッシュ) まとめ
高い匿名性を持ち将来性を期待できるZcash(ZEC ジーキャッシュ)ですが、個人的には長期でなく中期で持つのが良いかなと考えています。
仮想通貨Zcash(ZEC ジーキャッシュ)は国内取引所コインチェックで購入することができます。